猫と紫外線|日光皮膚炎、扁平上皮癌などの重い皮膚の病気につながる場合も!?

猫と紫外線ー白猫

猫ちゃんは日向ぼっこが大好きですよね。
でも、お日さまの光には紫外線が…

意外と知られていませんが、気持ちのいい日向ぼっこも、紫外線に当たりすぎると大切な猫ちゃんを皮膚の病気の危険にさらすことにもなりかねません。
日光皮膚炎、扁平上皮癌などの重い皮膚の病気を引き起こす場合もありますので注意が必要です。特に、人間の白人と同じように遺伝的にメラニン色素の少ない猫や白猫ちゃんは要注意です。

耳、目、口、鼻の先端のような毛のない部分に皮膚炎が起こり、さらに症状が悪化すると潰瘍(かいよう)が出来る場合もあります。まれにその潰瘍が悪化して扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)になる可能性もあります。扁平上皮癌は紫外線などの影響で日々蓄積され、年老いたあとで発症することが多く、10歳前後での発症が多いとの話もあります。

猫と紫外線と扁平上皮癌に関する論文や医師の解説

獣医臨床皮膚科の症例報告論文に以下のような記述があります。

”その発病機序には紫外線暴露との関連性が広く認識されており,鼻平面,耳介,眼瞼は最もよくみられる発症部位であり,特に白色の猫では発病の危険率が高い”

つまり、”「紫外線暴露」=紫外線にさらされたこととの関連性が高い”ということであり、”特に白色の猫では発病の危険率が高い”とあります。

猫と扁平上皮癌の論文

猫と扁平上皮癌の論文

獣医臨床皮膚科 21 (3): 149–153, 2015 症例報告 猫の下顎皮膚に形成された棘融解性扁平上皮癌の 1 例

出典:獣医臨床皮膚科 21 (3): 149–153, 2015 症例報告 猫の下顎皮膚に形成された棘融解性扁平上皮癌の 1 例
国内最大の科学技術情報プラットフォーム「J-STAGE」の掲載ページ

また、猫専門病院の院長先生や大学病院の教授などの専門家から、正しい知識だけを厳選して集めた猫の医療専門の情報サイト「にゃんペディア」にも東京猫医療センター 院長 服部 幸 獣医師がこのように解説されています。

にゃんペディア「猫の悪性腫瘍・扁平上皮がん【獣医師が解説】」より

東京猫医療センター 院長 服部 幸まず、皮膚の扁平上皮がんができる原因としては、長期間、日光の紫外線を浴び続けることで細胞が損傷し、がん化することがもっとも多いとされています。とくに色素が薄い白猫や、被毛が薄い部分(鼻・耳介)は日光皮膚炎を起こしやすく、発症しやすい傾向にあります。
出典:にゃんペディア:「猫の悪性腫瘍・扁平上皮がん【獣医師が解説】」東京猫医療センター 院長 服部 幸 獣医師の解説

日光過敏症(日光皮膚炎)に関する記述

そこまで重症ではなくても、以下のように「日光過敏症(日光皮膚炎)」の心配もあると、動物病院のWebサイトにも記載があります。

紫外線による光過敏症はワンちゃんにも認められますが、特にネコちゃんの頭部を中心に皮膚炎として発症します。冬にはなかった赤い発疹などが、夏に急に頭部に出現する場合は光過敏症の可能性があります。関連して、紫外線によるヒトの皮膚炎は20~30年以上を経過すると皮膚癌に移行することが知られていますが、ワンちゃん・ネコちゃんの光過敏症の皮膚炎も老齢になると皮膚癌に移行することがあります。
出典:花園動物病院「紫外線・暑熱による健康障害-紫外線による健康障害」

また、ペット保険のアニコム損害保険株式会社運営のメディアには、皮膚炎が進行して扁平上皮癌になる危険性や、「UVカットやサンスクリーンを使う」のも良いと書かれています。

原因:日光に含まれる紫外線が原因と考えられていますが、詳しい発症のしくみは分かっていません。毛の白いネコちゃんや遺伝的にメラニン色素が少ないネコちゃんに多く見られます。

症状:頭部、特に毛の少ない耳や目、口の周りに皮膚炎がおき、脱毛や皮膚の赤みの症状が現れ、進行するとただれたり潰瘍ができます。そのまま放置することでまれに扁平上皮癌に進行することがあります。

予防:できるだけ紫外線を避けます。特に紫外線の強い春先から秋口にかけて、できるだけ室内や日陰での生活がよいでしょう。また、ネコちゃんがお外に出る場合には、紫外線があたりやすい耳先や鼻先にUVカットやサンスクリーンを使う方法もあります。その場合には先生の指示に従って使うようにしましょう。

出典:ペット保険のアニコム損害保険株式会社運営 みんなの病気大百科:日光過敏症 <猫>

お部屋の窓際で猫ちゃんがひなたぼっこをする時にも、紫外線は猫ちゃんに降り注いでいます。家の中だからと油断するのでなおさら気づかないうちに紫外線を浴びているのです。

でも、ひなたぼっこが大好きな猫ちゃんに、窓際に行かないようにさせるというのは不可能ですよね。それなら、猫ちゃんが安心して思う存分ひなたぼっこが出来るように、猫ちゃんの暮らす部屋の窓に紫外線をカットしてくれるフィルムを貼ってあげてはいかがでしょうか?

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